やすやすとチェンマイ暮らし

...チェンマイに暮らす中で、日々の出来事や個人の想いを綴っています。

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200年を超えて

うちの近所の街道には大きな木が残っています。
何年も見慣れた景色なので、日常の風景ですが、
雨や風の強い日には、枝が落ちてくることがあり、
バイクが事故っているのを何度か見たことがあります。
また、道路が狭く、大木を避けるようにバイクが
道路中央部にせり出してくるので危険ですし、
また夜は両側の木が見えにくいので注意が必要です。
横道から大きな道路に出る際も、
大木が陰になって見にくいこともあります。
市場付近では、邪魔だという理由で切られたり、
車の排気ガスで枯れてしまった木もあります。

ナワラット橋からランプーン県へと続く旧道、
県道106号線の両側に木が植えられており、
チェンマイ県側がต้นยางนา(トン・ヤーンナー)で、
ランプーン県側はต้นขี้เหล็ก(トン・キーレック)です。

P1100364.jpg

現在、チェンマイ県とランプーン県が協力をして、
この並木を自然、文化、歴史を保護する街道として、
環境保護地域に指定しようという動きがあります。
現在では、土地の利用状況が変化しており、
その影響で街道の環境も悪化しており、
歴史的価値が損なわれ始めています。
至急、何らかの改善策が必要であるという観点から、
天然資源・環境省の大臣宛に申請書が送られました。

天然資源・環境における政策及び計画部門が、
申請書に沿って審査と分析を行った結果、
チェンマイとランプーンという2つの街をつなげ、
同時に県境を示しており、200年近い年月の
歴史的な価値と重要性を持っていると報告しています。
1992年施行された環境の改善と保護法に照らしても、
環境保護地域として指定する要件に該当します。

その後、環境保護地域として指定する草案ができ、
今後は、再度7月に周辺住民から
意見や提案を聞くために会合を持つ予定です。

チェンマイ側のトーンヤーンだけでも、
まだ400本近い木が残っていたと思います。
寒季、車の少ない早朝、
並木の街道にモヤが立ちこめる様子は、
先人の願いを感じる美しい風景です。

070303.jpg


ラワン合板で知られている、ラワン材です。
そもそもラワンとはフタバガキ科の広葉樹の総称で、
その種類は500種類以上と言われています。

070302.jpg

「フタバガキ」という名前は、
「2枚の羽を持つ種子」に由来するそうで、
「羽子板」の羽根のような種が、
くるくると回転しながら舞い落ちてきます。

チェンマイ来た当初は、トン・ヤーンと言われ、
ヤーンは天然ゴムの木かと勘違いしていました。

ต้นยางนา(トン・ヤーンナー) フタバガキ
ต้นยางพารา(トン・ヤンパラー) 天然ゴムの木
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