やすやすとチェンマイ暮らし

...チェンマイに暮らす中で、日々の出来事や個人の想いを綴っています。

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里親探し

約15年前、私がチェンマイに移り住むようになり、
その5年後、2000年からHIV感染者グループに関わり、
これまで陰ながら支援を続けてきました。
2002年度からは、半期に500バーツ、年間1,000バーツ、
感染者自らの運営でエイズ孤児への奨学金が始まりました。
しかし、ここ数年は奨学金の支援も十分にできていません。
今年に限っては、寄付をしてくださる方がいたので、
12人のエイズ孤児に奨学金を渡すことができました。
それでも寄付金を託すだけで、以前のように家庭訪問
奨学金授与の場に立ち会うこともなくなりました。

感染者グループの事務局をずっと支えてきたSさん。
彼女にはエイズで亡くなった夫の間に一人娘がいますが、
現在、高校2年生で、来年から高校3年に進級します。
娘さんのことは小学生高学年の頃から知っているのですが、
昔から看護婦になりたいと言っていました。
感染している母親の面倒をみるためというのが理由です。
すでにそれから数年が経っていますが、
彼女の想いや夢は、今でも変わっていません。
大人しい性格ですが、お母さんのことが大好きで、
同じく感染している義父とも仲良く同居しています。

政府の保険制度のお陰で抗HIV剤が無料になり、
感染者の人達の健康状態も良くなり、
仕事をしてある程度の収入を得ることが可能になりました。
それ自体はとても喜ばしいことなのですが、
一方では、以前のように感染者が集まって励まし合ったり、
一緒に活動をすることはほとんどなくなってしまいました。
私も感染者グループへの支援という形では関わっておらず、
10年程前に比べるその必要性も薄らいだのかと思います。

ただ、看護婦になるという夢を持ち続けるSさんの娘、
彼女の夢を叶えるために、何かできないかと考えています。
そこで、彼女の夢を支えてくれる里親を探すことにしました。

来年の新学期まで、毎月、彼女に作文を提出してもらい、
私が日本語に翻訳し、興味のある方へお送りします。
彼女が書いた文面からその想いや考えを知ってもらい、
支援するのかどうかを決めてもらいたいと考えています。

母親が感染していてかわいそうだからという理由だけで
お金を渡すのではなく、彼女のことを知ってもらい、
その上で応援したいという方を探したいと思います。

誰かがお金を出してくれて感謝しますではなく、
彼女にも自分でチャンスを掴んでほしいのです。
里親が見つかるまで毎月作文を提出してもらいます。
努力すれば報われる、想い続けることで実現する、
そんな現実を身をもって学んでほしいと願っています。

年間の奨学金の金額も決まっていませんが、
夢が叶うまで、5年後まで支援できる方が希望ですが、
かと言って、それが絶対という条件ではありません。
当然、それまで私も彼女とのやりとりや翻訳など
できる限りのお手伝いをするつもりです。

たった一人を支援して何になるのか。
自己満足ではないのか。
他にもっと貧しい子供がいるではないか。
そんな外野からの声はこれまで何度も聞いてきました。
たった一人でも夢を叶えるための力になれるなら、
そんな素晴らしいことはないと思っています。
将来彼女が本当に看護婦になり、
母親や感染者のために働く姿を見てみたい、
単純にそう思うのです。

もし里親に関心のある方がいましたらご連絡ください。
感染者グループの経緯、Sさんへのインタビュー、
娘さんの作文などのファイルをお送りします。
  ※非公開コメントにチェックを入れ、
            コメントからご連絡ください。
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| これもボランティア | 18:01 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2010/12/17 08:05 | |















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