やすやすとチェンマイ暮らし

...チェンマイに暮らす中で、日々の出来事や個人の想いを綴っています。

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エイズの現状

ここ数年間、HIV感染者グループと関わってきて、
この5月の新学期にもエイズ孤児への奨学金の橋渡しをしました。
私が感染者グループの人達と出会ってから10年以上が経ち、
当時と比べると抗ウィルス剤が開発され、
それも無料で手に入るようになり、感染予防の啓蒙活動も進んで、
エイズ問題もかなり改善されたと感じます。
当時あったNGOや感染者グループの中には、その役割を終え、
いつの間にか自然消滅してしまったところもあります。

チェンマイ県エイズ予防・対策委員会の副書記も務める、
チェンマイ県公衆衛生局事務所のスラシン医師は、
タイのエイズを取り巻く現状について以下のように述べています。

「最近になっても新規のHIV感染者数は、まだ減少に転じておらず、
妊婦や男性の同性愛者間での感染が増加の傾向にあります。
また15才以下の若者の性交渉による感染も増加傾向にあります。
課題としては、性産業の形態が変化し、
例えばインターネットを介した買売春が若者達の間で広がっており、
そのため感染予防の取り組みが難しくなっています。」

「現在、チェンマイ県エイズ予防・対策センターでは、
各専門分野からの協力を受け、
エイズ患者へのHIV抗ウィルス剤による治療が行われており、
患者の80%以上がこれらのサービスを受けるができています。」

ワールドカップの期間中、サッカー賭博での借金を返済するため、
チェンマイでも男子高校生や大学生が
売春をしているというニュースがありました。
タイ社会の急激な発展とそれによる歪みが、
仏教を基盤とする倫理観をも蝕んでいるようです。

エイズ関連のプロジェクトに対して、
国内、海外からの予算も減少にありますが、
エイズ孤児の問題を始め、エイズ問題はまだ終わっていないのです。
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