やすやすとチェンマイ暮らし

...チェンマイに暮らす中で、日々の出来事や個人の想いを綴っています。

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二人の男の子

今、テレビのニュースでは、紙飛行機を飛ばす男の子がよく映ります。

実は、この12歳の男の子、チェンマイに住んでいるのですが、
両親がタイヤイ族(ビルマシャン州の少数民族)で、
本人はタイで出生していますが、タイ国籍を持っていません。
彼は、タイ国内であった紙飛行機の大会で、
12歳以下の部門で1位に入賞しています。
今月19~20日に千葉県である大会に
出場する予定だったのですが、タイ国籍がないということで、
内務省から待ったがかかりました。

紙飛行機の大会が日本で行われているんですね。知らなかった。

日本への渡航許可を求めて、学校の校長とバンコクまで来て、
そこで待っていたのが、無国籍なので一度出国すると、
二度とタイには入国できないというものでした。
要するに日本への渡航を保証できないという見解でした。
この結果を聞かされた直後のインタビューに、
気丈に答えていましたが、さすがに涙が止まらなかったようです。
涙を流しながら健気に振る舞う彼の姿を見て、
弁護士や国会議員、NGO関係者が動いたようです。
私自身も、目頭が熱くなりました。

今日の午後には、首相に面会することができ、
外務省も協力して、結局日本へ行けることになりそうです。
一度、無国籍だから出国できないと言われた子供が、
首相の前で、タイのためにがんばってきます、と答えていました。
彼のようにタイの学校に通っている無国籍な子供は、
タイにはまだまだたくさんいます。
この一件が、無国籍の子供たちの状況を改善する
一つのきっかけになればいいのですが。

モーンくん、がんばって千葉の大会で優勝してきてください。

一方、もう一人の男の子は、まだ9歳です。
ただ、一時テレビに頻繁に出ていたので、タイ国内では有名です。
日本大使館の協力で、父親と電話で話ができたケイゴ君です。
そのとき、彼の地元であるピチット県のお祭りにあわせて、
父親がタイへ会いに来ると約束していたのですが、
約束通りに会いに来てくれないと、悲しんでいるそうです。
お祭りは9月4~6日の予定です。
これを知ったピチット県の知事が一肌脱いで、
何度か日本大使館に協力要請をしたそうですが、
来るか来ないかは個人のプライバシーを含む問題なので、
そこまで介入することは難しいと断れたようです。
ケイゴ君は、お父さんに渡すためにクマのぬいぐるみを用意して、
合いに来てくれたら、地元のお寺に案内して、
一緒にお母さんの冥福を祈るだと言っているそうです。

多分、来ないとは思いますが、
数日後のニュースで結果がわかるでしょう。
お父さんにもそれなりの事情があるだろうし、
他人がとやかく言うことではないでしょうが、
変に期待を持たせたままにしておくのではなく、
せめて来られない理由を子供に告げてあげればと思います。


モーン君、団体1位、個人3位入賞、おめでとう。
プレッシャーに押しつぶされることなく、やってくれましたね。
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