やすやすとチェンマイ暮らし

...チェンマイに暮らす中で、日々の出来事や個人の想いを綴っています。

2017年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年02月

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新しい年に想う

新年早々、知り合いの日本人のお葬式がありました。10年にわたる闘病を生活を経て、死期を知っていたかのように、事前に周りの人に別れを告げていました。お通夜も火葬も、残されたタイ人遺族の方たちが、立派な式を執り行い、多くの参列者が来られていました。

その翌週には、タイ人連れ合いの親戚の結婚式があり、そこにも顔を出してきました。年末に亡くなった日本人の方に、父親のように世話になったということで、故人のために葬式中に頭を丸めて、短い間でしたが出家していたそうです。そのため、結婚式の新郎は丸坊主頭での挙式となりました。ここではステージを組み、歌謡ショーがあり、食事やお酒が振る舞われての華やかな挙式でした。

最近この歳になると、こんな風に冠婚葬祭に出席する度に、自分の立場に置きかえて考えることが多くなってきました。

大学を卒業し、仕事に就いた長男も、いずれは結婚するだろうし、その時には結婚式を挙げるわけで、父親もタイ語であいさつしなければならないのだろうか?などどふっと考えたりします。その前に、先方の両親に挨拶に行ったり、婚約とかはどうなるのだろう?とか想像してしまいます。うちの連れ合いが元気なうちは、彼女に任せておいて、私は言われるままに動けばいいので、まだ呑気なものです。

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ただ、自分が亡くなった後のことを考えた時、多分まだ数十年は生きられるでしょうが、元気なうちから終活などしておいた方がいいのかとも思います。日本を離れて長いので、遺族年金の手続きとかはないし、大きな遺産が残るわけでもないですが、タイ人遺族が困らなくてもいいように、あれこれ書き留めておこうと思うようになりました。日本語だけだと、私がいなくなった後、誰か他の日本人に世話にならないといけないので、できるだけタイ語でわかるように残せたらなと考えると、少しずつ時間をかけてまとめておいた方がいいのかと思います。エンディング・ノートみたいなやつですかね。

そんなこと言っているうちに、突然、別れの日が訪れるかもしれません。その日に備えて、普段から悔いのない日々を送らないと感じています。年齢から考えると、連れ合いより先に逝くことになるでしょうが、もし連れ合いに先に逝かれたりすると、タイでの葬式の準備や何やからで大変そうなので、やっぱり私の方が先に逝かせてもらいたいです。その頃には息子たちがしっかりしていてくれたらいいのですが、どうなんでしょう。

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ひょんなことからタイで暮らすようになって20数年になりますが、自分の息子が結婚を迎え、そしていつか訪れるタイでの終焉に備えて、元気なうちからできることをやっておこうと思うようになりました。人生も折り返しに入り、この頃は断捨離に励んでいます。これまでため込んだ、書類や通信、また使うことがあるのではないかと取っておいた品々ですが、再び目を通すこともなかったり、数年間使われていない物は、思い切って処分しています。まだ使えるものや誰か使っている人がいれば、その人に譲ったり、もうどうしようもないものは毎週ゴミとして出しています。

こんなことを書きましたが、決して死に急いでいるわけではなく、悩んでいるわけでもありません。自分や身近な人の「死」を不吉なこと、縁起でもないと目をそらし、考えないようにするこもできます。でも、いつかは誰にでも訪れる「死」に向き合うことが、今の「生」を前向きにとらえることができるのではと、気がついたら、いつの間にかそんなことを考える年齢になっていました。

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インタノン山、再発見

SNSに投稿されたタイ人の写真に誘われるままに、タイのサクラと言われているヒマラヤザクラを見に行ってきました。この時期、何ヶ所か桜の見どころがあるのですが、その中から久しぶりにインタノン山へ行くことにしました。

インタノン山は標高2,565m、タイ国内で一番高い山ですが、これまでにも何度か車で頂上へ行ったことがあります。途中の仏塔にお参りして頂上を目指すというのが、これまでのパターンでしたが、今回の目的は満開のヒマラヤザクラを見ることです。

ヒマラヤザクラ「ดอกนางพญาเสือโคร่ง」は、桜の野生種の一つで、英語では「Wild Himalayan Cherry」とも呼ばれています。名前の通り、ヒマラヤが起源と考えられており、海抜1,200m~2,400mの高地で見られるそうです。

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インタノン山国立公園の中央事務所の手前に、ロイヤルプロジェクトの実施地があって、山岳少数民族のモン族の人達が換金作物であるや高原野菜を栽培してます。国立公園内を頂上まで縦断する幹線道路から横にそれ、更に坂道を登って18kmほど奥に入った山間にロイヤルプロジェクトのクンワーン「ศูนย์วิจัยเกษตรหลวงขุนวาง」という実施地があり、ここが今回の見の目的地です。

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さて、このヒマラヤザクラ、毎年1月中旬頃に満開を迎えるのですが、その年の天候や気温によって開時期がずれ、開の期間も7~15日ぐらいと言われています。

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いや~、桜の「トンネル」「通りぬけ」ということで、多くの観光客が訪れていましたが、やはりきれいでした。今まで何度もインタノン山には来たことがあったのですが、この奥地まで桜を見に来たのは、初めてのことです。高所恐怖症の私にとっては、途中の山道が少々怖かったのですが、偶然、前を走っていたワゴン車について行くことで何とかクリアーできました。いや、恐怖を乗り越えて来る価値のある場所です。

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満開の桜を見ることができて大いに満足したのですが、ここまで来たのだからと、“ヒツジのファーム”「ม่อนน้องแกะ」を見に行こうということになりました。ここもロイヤルプロジェクトの一つのプロジェクトで、ヒマラヤザクラの通りぬけの実施地とは向い側の山の上にありました。SMSで写真を見たことがあったので、きっと案内の看板があって、広い道だろうと思いこんでいました。が、実際は道に迷いながら何度か行ったり来たり、人に聞いてやっとたどり着いたファームは、ヘアピンカーブの細い道を上りきった先に、看板もなく急に現れました。

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ここでは100頭近いヒツジが飼育されているそうです。道に迷ったので半分諦めていたのですが、ここへも行けてよかったです。景色もきれいでしたが、ヒツジの食欲がもの凄くて、怖いぐらい楽しかったです。1束20バーツでエサを売っているのですが、エサを持って歩き出すと、どこからともなくヒツジが集まってきて、いつの間にか取り囲まれてしまいます。我先にと奪い合うそのパワーに圧倒されてしまいます。

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こうして、満開のヒマラヤザクラと食いしん坊のヒツジ達と戯れて、1日を楽しんできました。家に戻ってからネットで調べてみると、他にもいろいろと私が行ったことのない滝やトレッキングコースなどがあるようです。ぜひ、次回はもう少し下調べをしてから、また違ったインタノン山国立公園を発見してみたいと思います。

ちなみに、よく「インタノン山は、ヒマラヤ山系の一番端っこだ。」という説明があります。しかし、地図を見るとヒマラヤ山系はパキスタンぐらいまで、途中で途切れているので間違いじゃないかと言う人もいます。過去の地殻変動で現在は地図上ではつながっていませんが、ネパール山地と同じような高山植物が自生していて、植物生態から考察するとヒマラヤ山系と言える、ということらしいです。

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天空の仏塔

長年、行ってみたいと思っていた、お寺へ行くことができました。たまたま、正月休みで日本から知人が来ていたので、この時とばかりにランパーン県まで足をのばしました。

チェンマイから行く道は大きく2通りあるのですが、高所恐怖症で尾根道の嫌いな私は、少し遠回りにはなっても山道の少ないルートを選びました。ランパーン市内に入る手前で左折し、ジェーホム郡を目指します。今回訪れたお寺には、วัดเฉลิมพระเกียรติพระจอมเกล้าราชานุสรณ์(以前の名前),วัดพระบาทพุทธาวาส(現在の名前),วัดพระบาทหลวงปู่แดง(地元の人の通称)、という3つの名前があります。前日に、YouTubeで動画を見ながら情報を確認し、準備万端で出かけました。

登り口の駐車場までは、途中の休憩を含めてチェンマイ市内から2時間近くかかりました。そこから山頂近くまでは急こう配の細いコンクリート道なので、自家用車の乗り入れは禁止されていて、有料の4輪駆動ピックアップ車に乗り換えます。荷台には進行方向に対し縦にベンチが設けられ、定員は10名、乗降時には移動式の階段が使われます。事前の情報では、往復1人100バーツだったのですが、この日は80バーツと書いた紙が上から貼られていました。1度でもこの車に乗れば、誰しもがこの料金は安いと感じると思います。

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駐車場から遥か彼方に見える山頂まで登ってきました。

4輪のピックアップ車が中腹まで一気に登りつめ、そこからは歩きになります。山頂までは約800mで、一部は鉄製の階段があります。ここの駐車場には、売店などもあり、各自で飲料水を持って行くようにと声をかけられます。ここから先にはトイレがないので、ここで済ましておきましょう。お年寄りや子供も登っているので、そんなに険しい登りということもありませんが、やはりサンダルより運動靴の方が歩きやすいでしょう。

この日は少しガスっていたのですが、山頂からの景色は素晴らしいものでした。ただ、高所恐怖症の私にとっては、崖の上にある仏塔まで登るのは決死の覚悟で、周りの絶景を楽しむことなく、お経を唱えながら階段を一歩一歩下ってくるのがやっとでした。

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向い側にあるサーラー(お堂)から撮影するのも恐々でした。

今回は、Osmoで動画を撮影していたので静止画は少なく、まだ大量の動画の編集が終わっていません。いつ終わるかもわからないので、先に記録だけしておきます。もし、無事に編集が終わったら、追記にアップしますが、本当にいつになるかわかりません。

恐怖と感動と徳を積めた喜びで帰路に着きましたが、そこから30分ほどのところにあるジェーソーン国立公園に寄って、温泉卵と足湯で緊張した身体と疲れた足を癒していきました。

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高所恐怖症でないなら、このお寺、というか山の上の仏塔はお勧めです。山頂は涼しいですが、寒いということはないので、あまり厚着をせず、登りで汗をかいてもいいように調整できる上着を持って行くのがいいでしょう。本当に写真が少なくて申し訳ないですが、タイ語で検索すると、きれいな写真がたくさんヒットしますので、そちらでお楽しみください。

絶対、チェンマイにいる間に、一度は行ってみるといいと思います。今年の一押しです。(まだ1月ですが…)
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| なんでも風物詩 | 20:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2018年を迎えて

新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は、あまりブログの更新もなく過ぎてしまいましたが、
今年は原点に戻って、こまめに更新していきたいと思います。

チェンマイの元旦、今年は戌年ということもあり、朝から戌年にゆかりのあるお寺に初詣に出かけてきました。観光寺ではなく、地元に密着したお寺という感じでいい雰囲気でしたが、昼前には参拝者もどんどん増え、駐車場が足らなくなるほどでした。

ピン川沿いにあるケート・カーラーム寺院 「วัดเกตการาม」 は、普段から戌年生まれの人が参拝するお寺としても有名です。私も何度か訪れたことがありますが、今朝は多くの人で賑わっていました。

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僧侶にお供え物をして、お祓いを受けているグループも目立ちました。

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戌年生まれの人が、犬の人形と一緒に仏塔にお供え物をしていました。

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金色のお犬様も鎮座しておられました。

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境内の至る所に焼き物の犬の人形が置かれています。

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そして生きた生身の犬も数匹いたのですが、みんなおとなしくてのんびりお寺で暮らしているようです。

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お正月だからでしょうか、境内では伝統衣装に身を包んだ少女達が踊っていました。

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また、この日は、無料で水やバナナ、ローティーを配っていました。

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今年の元旦は、仏日「วันพระ」(ワンプラ)なので、いつもの托鉢の僧侶も自宅前には姿を見せません。父親の命日にお寺にお参りしタンブンをして、年末に亡くなられた知人の冥福を祈ってきました。そして、今年1年が充実した年になることを願ってきました。
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