毎年8月は、通訳などの仕事で家を空けることも多く、忙しくしていますが、今年は特に忙しかったような気がします。バタバタと過ぎていった8月も、もう終わろうとしています。
先日、バンコクYMCA財団と横浜YMCAのスタツアが終わり、一息ついたところです。ナコーンパトム県のHappy Homeから始まり、パヤオ・センターでの活動、アカ族の村でのホームステイと、内容も盛りだくさんでした。
去年も同じ時期に通訳として同行しているのですが、今年は、目に見えて体力の衰えを感じました。自分でも自覚しているので、無理をして子どもと走り回ったり、スポーツをするのは、ほどほどに控えました。それでも、通訳の際の記憶力、声のハリ、冗談の質、ゲーム時の大声、どれをとっても、以前のようにはいかなくなってきました。
YMCAのパヤオ・センターへ通訳として行くようになって、もう15年ぐらいにはなるでしょうか。途中、何年か抜けた時期もありましたが、ここ数年、また通訳として声がかかるようになりました。
通訳の期間が長いと、いろいろな事があります。人とのやり取りが多い仕事、楽しいこともあれば、そうでないこともあります。でも、途中でやーめた!というわけにはいきません。私は現場のスタッフではなく、グループの引率者でもないので、その辺は立場をわきまえながら、常に裏方であることに気をつけています。
このひと夏も、多くのタイ人、日本人に出会い、話をし、共に食事をし、そして別れました。その中で、私はその人たちに何を与えることができ、また同時に彼らから何を学ぶことができたんでしょう。
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